自動車の買い取りをしてもらう時に、自動車に傷やへこみが付いていることを気にする人もいるようです。もちろん、自動車の買取相場の鉄則で、傷やへこみがあればその分、マイナス査定になってしまいます。しかしでは傷やへこみを修理に出すべきかどうかというと、出す必要はないでしょう。修理に出すことで、多少のマイナス査定については回避できるかもしれません。しかし修理に出すということになれば、ちょっとした傷の修理でも数万円はかかるというのが普通です。しかしでは、傷が多少ついているくらいで、数万円のマイナス査定をするかというと、決してそのようなことはありません。ですから、修理に出した分の元がとれるほど、査定がアップすることがないわけです。修理に出すだけ損をしてしまうということになります。
ちなみに、傷やへこみについてですが、どの程度のものであればいいのでしょうか？基本的に相当の傷を負っている自動車でも、買取はしてくれます。車の買取相場は悪くなってしまうのは否めませんが、買取はしてくれます。大手の自動車買取業者になってくると、いわゆる事故車でも買取をしてくれるというところもあります。ですから、心配することなく買取業者に依頼をしてみましょう。中には、ドアミラーがへし折れてしまっているような状態の自動車を買取依頼した人もいたようですが、問題なく買取をしてくれたと言います。
もし傷やへこみがあることに気が付いているのであれば、正直に伝えるようにしましょう。もし嘘をついて隠そうとしても、査定員はプロです。いずれ自動車のチェックをしているうちに、傷やへこみを見つけてしまいます。「嘘をついた」ということは、査定員の身上をかなり悪くしてしまう可能性があります。むしろ正直に伝えると、傷をすぐにチェックすることができ、査定にかかる時間を短縮化することができます。そうすると、仕事がはかどるということで、査定員の印象もよくなって、査定も甘めになることが期待されます。
ボディのところに傷が付いていたので、そのことを正直に査定員に話した人の体験談が、インターネット上で紹介されていました。その時査定員の人は「わかりました。これぐらいであれば、査定額にマイナスになることはないと思いますよ」と言われ、問題なく自動車の買い取り交渉を進めることができたという話がありました。人間同士の交渉なので、信頼関係をつくることが大切なのです。